事業説明

竹田市の現状と課題

 少子高齢化が急速に進行している竹田市において、一人暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯の方々が安心して地域で暮らし続けるためには、介護保険などの 公的サービスだけでは十分な支援ができず、地域住民自らが活動し、お互いで支え合う地域づくりが求められています。
 また、竹田市には元気な高齢者の方が多く、豊富な知識と経験を活かして「高齢者が必要とされ、生きがいを感じる事ができる」新たな仕組みづくりも必要です。

自立・継続できる組織・人材づくり

 竹田市活性化促進協議会では、平成23年7月から厚生労働省の委託事業として「生き活き興起雇用創出大作戦」と称した、新たな仕組みづくりや人材育成 を展開しており、「地域福祉・介護」「健康づくり」「環境・エネルギー」の3つの分野において、竹田ならではの起業・創業による雇用の創出を目指してい ます。
 地域福祉・介護の分野では、セミナーを開催し、竹田市が直面する高齢化の現状や、今後必要とされる基礎知識の学習などを通じて、地域で活躍する「暮らしのサポーター」の養成を図っています。

課題を解決するための新たな取り組み

 高齢者だけでなく、子育て世代の方や、子供たち、若者、障がいのある方など、人と人とが触れ合える温かい交流場所として、地域住民が気軽に立ち寄 れる「寄り合いの場」を作り、そこを拠点として「暮らしのサポーター」による生活支援サービスを有償で展開します。
 生活支援サービスとは、公的サービスを利用できないちょっとした生活のお困りごとを、有償でお手伝いさせていただくものです。お互いが気を遣うことなく 、気持ちの良い関係での支え合いを目指します。